◎
議会事務局長(
堺進君) 以上で、
表彰状の
伝達を終わります。
○
議長(四
柳允君) 引き続き、
報告いたします。 5月13日に、
全国自治体病院経営都市議会協議会の
総会が東京都で開催され、当面の諸問題について協議してまいりました。5月25日には、交流のある荒川区と渋谷区を表敬訪問し、区長及び
議長と懇談してまいりました。 次に、去る3月
定例会において議決されました
地方議会議員年金制度に関する適切な措置を求める
意見書、
電源立地地域対策交付金制度の
交付期間延長等を求める
意見書、
核兵器廃絶に向けた
取組強化を求める
意見書、
夫婦別姓制度の導入に反対する
意見書、国として直接
地方の声を聞く仕組みを保障することを求める
意見書、
永住外国人への
地方参政権付与の
法制化に反対する
意見書につきましては、
内閣総理大臣を初め、
関係方面に提出いたしましたので御
報告申し上げます。 次に、
監査委員から
地方自治法第199条の
規定により、
定例監査の結果に関する
報告書が
議長のもとに提出されておりますので、
事務局において適宜御閲覧願います。 次に、
地方自治法第243条の3第2項の
規定に基づき、市の
出資等に係る法人の
経営状況に関する
説明書については、お手元に配付しましたとおり提出がありました。
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△
会議録署名議員の指名
○
議長(四
柳允君) これより本日の
日程に入ります。 本日の
議事日程は、あらかじめお手元に配付してあります
日程表のとおりであります。
日程第1
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、
会議規則第81条の
規定により、
議長において
石黒善隆君
梶谷幸三君 帯刀 毅君 を指名いたします。
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△
会期の決定
○
議長(四
柳允君) 次に、
日程第2
会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。 本
定例会の
会期は、本日から6月21日までの15日間といたしたいと思います。これに御
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(四
柳允君) 御
異議なしと認めます。 よって、
会期は15日間と決しました。
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△
市長の
提案理由の
説明・
質疑(
議案第33号から
議案第46号まで及び
報告第3号から
報告第11号まで)
○
議長(四
柳允君) 次に、
日程第3
議案第33号から
議案第46号まで及び
報告第3号から
報告第11号までを
一括議題として、
市長から
提案理由の
説明を求めます。
夏野市長。 〔
市長 夏野元志君 登壇〕
◎
市長(
夏野元志君) 本日、
平成22年6月
市議会定例会が開催されるに当たり、提出いたしました案件の
説明に先立ちまして一言申し上げます。 今ほどは、永年
勤続表彰を受けられました
議員の
皆様、まことにおめでとうございます。 これまでの長年にわたる御活躍と御
功績に対し、心から敬意を表したいと存じます。 これからもますます御健康で、
射水市勢発展と
市民の幸せの実現のため、御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。 次に、このたびの
首相交代について申し上げます。 6月4日に民主党の菅 直人氏が首相に指名されました。 国内外に喫緊の課題が山積している中で、いやしくも
政治的空白により、国政が停滞し、
国民生活が混乱するようなことがあってはなりません。新しい内閣には
地方の声に
十分耳を澄まし、山積する
重要課題に全力で取り組んでいただくことを期待しております。 さて、6月に入り、木々の緑が一段と深みを増す季節を迎えましたが、ことしは例年になく春の訪れが遅く、これから本格的な梅雨の到来を迎えます。近年の天候で懸念されるのが、長雨や多発している
ゲリラ豪雨による
土砂災害、
浸水災害であります。こうした
降雨期を前に、先般、
市民の生命・財産・
暮らしを守るため、
市内の
危険箇所についての
現地確認及び
調査を実施し、災害が発生するおそれのある箇所についての
対策、
パトロール強化などを指示いたしました。今後とも、
防災体制に万全を期してまいります。 なお、去る5月27日から気象庁において、
気象情報の注意報・警報が
市町村単位で発表されることとなりました。
市民の
皆様におかれましては、最新の
気象情報の確認に御活用いただきたいと考えております。 さて、我が国の
経済動向につきましては、政府の5月の
月例経済報告によれば、
景気は着実に持ち直してきておりますが、
自律性は弱く、
失業率が高水準にあるなど、依然として厳しい状況にあるとされております。 また、先行きは
雇用情勢に厳しさが残るものの、国の
緊急経済対策などの効果から、
景気の
持ち直し傾向が続くものと期待されていますが、一方で、ギリシャを中心とする
ユーロ圏諸国の
財政状況に関する不安などによる
海外景気の下振れ懸念、デフレの影響など、
国内景気を下押しするリスクも依然として残っております。
本市においても、昨年来から
市内有数の企業が倒産するなど、今なお厳しい
経済情勢が続いております。 こうしたことから、これまでも、
中小企業への支援や雇用の確保・
安定化を図るため、
市単独での
各種施策を積極的に実施してきておりますが、さらに、政府の
緊急経済対策を受け、
平成21年度3月
補正予算において道路や
学校の修繕など
市民生活に密着した
事業に係る
経費を前倒しで
予算化するとともに、本
年度予算とあわせて、切れ目なく
予算執行ができるよう努めてまいりました。 今
議会におきましても、国や県の
雇用対策を受け、
補正予算案として、
離職者の再就職及び未
就職卒業者を支援し、就業を促進する
人材育成事業を初め、
バイオマスタウン構想に基づく
堆肥製造施設の運営や、
防災意識の向上を図るための
防災支援員の配置に係る
経費など、総額7,324万円を計上し、43人分に相当する新たな
雇用対策を講じております。 加えて、
景気対策の一つとして本年も
地域の消費を刺激し、
地域経済の
活性化を図るため、昨年に引き続き、
プレミアム付き地域商品券「いみず元気にせんまい券」を発行する準備を進めております。 来る6月13日の日曜日から、
高周波文化ホール、
アイザック小杉文化ホール、
大門総合体育館の三カ所で販売いたします。
市民の
皆様には、
景気回復の一助として、奮ってご購入いただきますようお願い申し上げます。 今後とも、
本市の
重点施策の一つである
景気・
雇用対策に万全を期してまいる所存であります。 次に、最近の
市政の
取り組み状況及び
補正予算に計上いたしました
各種事業の概要などについて申し上げます。 初めに、
子育て支援、
環境対策などについてであります。
子ども医療費の
助成制度につきましては、
子育て世帯の
経済的負担を一層軽減するため、県内の他
市町村に先駆けて、この4月から
助成対象を入院・
通院ともに
所得制限を設けず、中
学校3年生まで拡充したところであります。 次代を担う子供の健やかな育ちを支援する
子ども手当につきましては、国の制度を受けて速やかに準備を整え、
本市においては6月10日から支給を開始いたします。 また、
保育園、
子育て支援センターなどに、
感染症対策に必要な機器を
整備するほか、
保育園、幼稚園、
公民館などに読み聞かせのための絵本、DVDなどの備品を
整備するなど、
県安心こども基金推進事業に係る
経費を、今回の
補正予算案に計上しております。 次に、
市内の
公衆浴場などで利用できる
福祉入浴券につきましては、去る4月19日から各
地区公民館で順次交付を開始し、5月末現在の
交付率は7割を超えております。引き続き、
高齢者の
生きがいづくり、
健康づくり、
市民相互のふれあいを図る
事業に取り組んでまいります。
市民病院におきましては、4月から
臨床研修医を1名ふやし、現在3名の受け入れを行っております。今後とも、研修の充実に努めるとともに、安全・安心で質の高い医療を提供するため、優秀な医師などの確保に努めてまいります。
ミライクル館プラザ棟の再建につきましては、
周辺自治会の
住民説明会を開催するなど、
市民の
皆様の環境問題への理解を深めながら実施することとし、先日、
実施設計に着手したところであります。 次に、
観光振興についてであります。 去る4月28日、
本市を含む8市1村が、越中・
飛騨観光圏の指定を受けました。これを受け、
海鮮食彩ツアー事業を今回の
補正予算案に新たに計上したところです。今後は、
整備実施計画に基づき、歴史、自然、食といった
本市の豊富な
観光資源を最大限に活用し、より広域的な視点から、
本市への
観光客の誘致を図ってまいります。 次に、
農林業の
振興についてであります。 かねてから県に要望をしておりました
土合地区基盤整備事業につきましては、4月に採択されたところであり、今後とも、
生産基盤の
整備を図り、効率的で安定的な経営を育成してまいります。 去る5月28日、
太閤山ランドにおいて、県との共催により「第11回とやま森の祭典」が開催されました。
本市の木「とねりこ」の
記念植樹などに、
県内外から約2,000人が参加し、森林の持つ多様な役割や
森林整備の
必要性についての理解を深めたところであります。 次に、
社会基盤の
整備についてであります。
北陸新幹線につきましては、4月中旬、今開発・本
開発地内と
土合地内において、
高架橋工事の
安全祈願が行われました。現在は
市内全8工区で鋭意
工事が進められております。既に
庄川橋梁ほか
工事が完了しており、今後とも、
平成26年度末の開業に向けて、
関係機関と連携するとともに、
地元協議を踏まえ、関連する
公共施設などの
整備を行ってまいります。 港湾の
整備につきましては、来る6月30日に、
伏木富山港
多目的国際ターミナルのガントリークレーン2号機が竣工する予定となっております。引き続き、迅速な
荷役体制を確立することで
地域経済の
活性化につながるよう、現在の岸壁の50メートル延伸及び2バース2
クレーン体制の
早期実現に向けて、
関係機関へ強く働きかけてまいります。 安心で快適な
道路環境の確保につきましては、
公共施設建設基金を活用し、
太閤山地区など新たに3カ所の
市道整備を行うほか、
津幡江地内の消
雪井戸を更新する
工事に係る
経費を今回の
補正予算案に新たに計上しております。 なお、
片口雨水ポンプ場土木工事につきましては、
市民の
皆様には御心配をおかけしましたが、全体計画におくれを生じないよう
事業を進め、安全で快適な
暮らしを実現してまいります。 次に、
教育環境の充実につきましては、去る5月27日、
子供たちにとって望ましい
教育環境を実現するため、
本市の
学校の
適正規模・
適正配置の基準などについて審議する、
射水市
学校等の
あり方検討委員会を設置いたしました。今後、同
委員会における議論を踏まえながら、
本市の
学校などの
あり方について十分検討してまいります。 最後に、
まちづくりについてであります。
地域の
課題解決や
まちづくりを牽引する、
まちづくりのリーダーを育成することを目的とする
まちづくり大学につきましては、7月11日に開学することとしております。 また、
地域間競争に勝ち抜くための
本市の
重要施策の企画・立案などについて指導・助言を受けるための
政策アドバイザーを設置することとし、所要の
経費を今回の
補正予算案に新たに計上しております。 それでは、本日提出いたしました
議案14件、
報告9件の計23件につきまして、その概要を申し上げます。 まず、
予算に関する
議案について申し上げます。
平成22年度
射水市
一般会計補正予算(第1号)につきましては、先ほど御
説明いたしました緊急に必要となった
各種事業のほか、
介護サービスの拡充を図るため、新設する小規模多
機能型居宅介護事業所に対する補助などから成る
介護基盤緊急整備特別対策事業に係る
経費を計上することなどにより所要の
補正を行うものであります。
補正予算の規模につきましては、
歳入歳出にそれぞれ4億7,618万3,000円を追加し、
予算総額を372億1,292万7,000円とするものであります。 次に、
平成22年度
射水市
老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)ほか2つの
特別会計につきましては、総額4,962万6,000円を追加し、
予算総額を293億1,568万3,000円とするものであります。 続きまして、
予算以外の
議案について申し上げます。 まず、
条例関係として
射水市職員の
育児休業等に関する
条例及び
射水市職員の勤務時間、
休暇等に関する
条例の一部改正のほか3件の
条例の一部改正について提案しております。 次に、
市道路線の廃止・認定につきましては、
路線の
起点変更により1
路線を廃止し、また、
開発行為に基づく道路の
帰属等、住民に密着した
生活基盤の充実を図るため、23
路線を
射水市
市道路線として新たに認定しようとするものであります。 次に、動産の取得につきましては、
災害対応特殊水槽付消防ポンプ自動車の購入について契約を締結したいので、
議会の議決を求めるものであります。 次に、
工事請負につきましては、
制限付き一般競争入札に付した
射水市立下村小学校屋内運動場改築(
建築主体)に係る
工事請負契約ほか2件について、契約を締結したいので、
議会の議決を求めるものであります。 続きまして、
報告に関する案件であります。 まず、
報告第3号及び第4号につきましては、
地方自治法第179条第1項の
規定により、2件の
条例の一部改正について
専決処分をいたしましたので、同法の
規定により
議会に
報告し承認を求めるものであります。 いずれも3月
市議会閉会後の3月31日に
地方税法等の一部を改正する法律が公布されたことに伴い、所要の改正を行ったものであります。 次に、
報告第5号につきましては、
地方自治法第180条第1項の
規定により、
議会において指定されました事項2件について
専決処分をいたしましたので、これを
報告するものであります。 次に、
継続費繰越計算書につきましては、
地方公営企業法施行令及び
地方自治法施行令の
規定により、現在、
継続事業で実施している
事業について、
平成22年度に逓次繰り越しした
予算の
繰越計算書を調製し、これを
議会に
報告するものであります。 次に、
繰越明許費繰越計算書及び
建設改良費繰越計算書につきましては、
地方自治法施行令及び
地方公営企業法の
規定により、
平成21年度から
平成22年度に繰り越した
予算について
繰越計算書を調製し、これを
議会に
報告するものであります。 また、
地方自治法の
規定により、市の
出資等に係る法人の
経営状況に関する
説明書を提出しております。 以上が、本日提案いたしました案件の
説明であります。何とぞ
慎重審議の上、議決賜りますようお願い申し上げます。
○
議長(四
柳允君) 以上で、
市長の
提案理由の
説明が終わりました。 これより各
議案に対する
質疑に入ります。
質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(四
柳允君)
質疑なしと認めます。 よって、これにて
質疑を終結いたします。
---------------------------------------
△
予算特別委員会の設置及び
議案の
付託(
議案第33号)
○
議長(四
柳允君) 次に、
日程第4
予算特別委員会の設置及び
議案の
付託についてを議題といたします。 お諮りいたします。
議案第33号
平成22年度
射水市
一般会計補正予算(第1号)については、先例により、
議長を除く
議員全員で構成する
予算特別委員会を設置し、これに
付託いたしたいと思います。これに御
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(四
柳允君) 御
異議なしと認めます。 よって、
予算特別委員会を設置し、
議案第33号を
付託することに決しました。
---------------------------------------
△各
議案の
委員会付託(
議案第34号から
議案第46号まで並びに
報告第3号及び
報告第4号)
○
議長(四
柳允君) 次に、
日程第5 各
議案の
委員会付託を行います。
議案第34号から
議案第46号まで並びに
報告第3号及び
報告第4号については、お手元に配付してあります
議案付託表のとおり、それぞれ所管の
常任委員会に
付託いたします。 なお、念のため申し上げます。
報告第5号から
報告第11号までについては、
議決事項ではないため
委員会付託を省略いたしますので、御了承願います。
---------------------------------------
△散会の宣告
○
議長(四
柳允君) 以上で本日の
議事日程は終了いたしました。 ここでお諮りいたします。 6月8日から10日までは
議案調査日として休会いたしたいと思います。これに御
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(四
柳允君) 御
異議なしと認めます。 よって、8日から10日までは休会することに決しました。 次の本
会議は11日に開き、代表質問を行います。 なお、本日はこの後、10時45分から全員協
議会を開催いたします。 本日はこれをもって散会いたします。 御苦労さまでした。
△散会 午前10時30分...